高血圧症の治療方針について

高血圧症と診断された場合でも、すぐに医師による治療が開始されるわけではありません。

まずは医師によって生活習慣の見直しが提案され、血圧の変化を観察することになります。
生活習慣の見直しは食生活だけではなく、適度な運動の実施など、いくつかの項目に分かれていますので、自分で実践できる部分をピックアップしておきましょう。
その際には、1~2か月の期間にわたって、生活習慣の見直しと並行して毎日の血圧の測定を行うことが必須です。
腕に巻くタイプの血圧計を用意して、朝晩2回の血圧を測っておくようにしてください。

もし1~2か月間の生活習慣の見直しで血圧に変化が見られなかった場合は、医師による投薬治療が勧められます。
特に血圧が上がる傾向にあった場合は、投薬治療を行って早めに血圧を下げる必要があるためです。
高血圧症の治療は医師との連携が必要ですので、早い段階で相談して重篤化しないように治療を受けられるようにしましょう。

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